「志国高知幕末維新博」記者発表会を開催

記者発表会登壇者集合写真

この度、1月13日東京国際フォーラムにて「『志国高知幕末維新博開幕』事前記者発表会」を開催致しました。

高知県では、2017年の「大政奉還150年」から2018年の「明治維新150年」までの2か年間、大政奉還から明治維新へと駆け抜けた志士たちの功績や史跡等を巡る観光博覧会「志国高知 幕末維新博」を開催することとし、2017年3月4日開幕としております。この博覧会では、県内各地の歴史文化施設等を会場に設定し、各会場の歴史資源のリアル化(歴史資源の磨き上げ)や、会場周辺の観光クラスター(周遊コース)を新たに構築する、新しい形での『地域周遊型観光博覧会』として開催するものです。

今回、この「志国高知 幕末維新博」の開幕50日前を記念し、博覧会の開催概要とあわせて、「歴史資源のリアル化」として実施する、『坂本龍馬に関する新発見』の公開を、開幕に先駆けて行いました。また、博覧会で公開する、日本に現存数が少ない貴重な明治維新時代のカメラやガラス板写真など、博覧会の企画展示の魅力を一足お先にご案内させて頂きました。

記者発表会の目玉である「坂本龍馬に関する新発見である龍馬の書状」の公開発表も行い、会場には多数のメディアから取材にお越しいただきました。

記者発表会登壇者集合写真

登壇者の方々

左から湿板写真家・収集家 「林道雄」氏、大東文化大学 外国語学部非常勤講師  古写真調査研究会副代表 「倉持基」氏 、京都国立博物館 学芸部上席研究員「宮川禎一」氏、高知県知事「尾崎正直」氏、坂本龍馬ご子孫 郷土坂本家十代目当主「坂本匡弘」氏、松平春嶽公ご子孫 越前福井藩家老中根雪江ご子孫 「中根勝行」氏、越前福井藩藩士三岡八郎(後、由利公正)ご子孫「三岡慶胤」氏

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今回初公開となった坂本龍馬が暗殺される5日前の直筆の手紙、龍馬が慶応3年11月10日に越前福井藩の家老に宛てており、京都国立博物館が坂本龍馬の直筆と認定した手紙です。

福井藩の重役に旧知の藩士を新政府に出仕させるよう求め、一日先になれば「新国家の御家計(財政)御成立」が一日先になるとせかす内容。初公開される手紙には、これまでの龍馬の手紙にはない『新国家』という文字が記されています。龍馬直筆の手紙は数多く発見されていますが、新国家という言葉が含まれている手紙は初めてだということで、専門家は「暗殺される直前まで新政府の樹立に専心したことがわかる重要な資料だ」と話しています。

3年前にも龍馬が、暗殺される直前に土佐藩の重臣・後藤象二郎に宛てた書状「越行の記」の草稿が見つかっており、三岡を強く推挙することなどが書かれていました。今回の書状はこれに続くものと見られます。

「他見をはばかるものなり」と書かれた付箋が付いた封筒に折り畳まれて入っていた為、150年も出て来なかったのではないかと推測され、尾崎正直高知県知事は「受け取った状態のまま保存されています。まさに歴史の封印が解かれる」と語る。

大政奉還150年の節目となる今年、3月4日から「志国高知幕末維新博」を高知県で開幕致します。会場となる高知県立高知城歴史博物館において龍馬の活躍を示す貴重な品として一般公開される予定です。

ガラス板写真  尾崎知事ガラス板写真

博覧会で企画展示される明治維新時代の現存数の少ない写真機で尾崎正直高知県知事を撮影しました。

坂本龍馬ガラス板  勝海舟、後藤象二郎ガラス板

写真展では、日本写真の歴史を通して、明治維新150年を迎える日本の近代化の歴史をビジュアルから浮かび上がらせたいと考えております。坂本龍馬、勝海舟、後藤象二郎他当時ガラス板写真にて撮影された写真展を博覧会で多数公開予定となります。